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2008.08.18 Mon & 2008.08.19 Tue 北京オリンピック トライアスロン(観戦)
いよいよ4年に一度の祭典、オリンピックが始まりました。トライアスロンがオリンピック競技に採用されて3回目。今回のオリンピックでは中国の大気汚染やスイム会場の水質汚濁など、色々なことが取りざたされましたが、結果的には素晴らしいコンディションでのレースとなりました。
女子のレースは、スイムから井出の独壇場。積極的なレース展開でテレビ映像を独占すると、バイク、ランでも果敢に攻め、もう少しでメダルに届く5位入賞という素晴らしい結果を見せてくれました。ベテランの庭田も彼女にとっては理想的な展開で9位と、もう一歩で入賞という素晴らしい結果でした。上田さんも17位とはいえ、堂々とした結果といっていいでしょう。いきなりの女子3人衆の活躍で、テレビの前のこちらは大興奮で、テレビ的にはメダル無しでもうひとつだったかもしれませんが、この競技のことを知っている我らにとっては、素晴らしいパフォーマンスを存分に見せてくれて大満足の結果となりました。
男子は、意外にも田山のスイムからの飛び出しが見られず、山本のバイクでの一時飛び出しが見られただけで終わってしまいましたが、それにしても日本勢天晴れ!よく頑張ってくれました。こちらはテレビの前で、十分ドキドキできました。
今回のトライアスロンの結果は、メダルには届かなかったものの、この競技をよく知っている人からしたら、満足のいく結果だと思います。今回のオリンピックでは、応援体制が磐石でなかったような気がします。私のようなとてもオリンピックを目指すレベルではないにしても、オリンピック選手を純粋に応援している人々がたくさんいると思うのですが、具体的に応援する術がよくわかりませんでした。日本トライアスロン連合のホームページを見て、オリンピック選手への応援キャンペーンをしているのを知って、すぐに寄付金の応募をしましたが、もっといろいろな国内競技で告知したら、もっと応援してくれた人は多かったのではないでしょうか。あまりに寄付金が少なくて、唖然とするとともに少し淋しい気分になりました。我々の夢を追って戦ってくれている選手たちですから、いろいろな形で応援したかったと思います。
寄付した方が少なかったおかげ(?)で、選手5人の記念色紙が当選したのは嬉しかったのですが・・・それにしても、このオリンピックの前後の大会では、例年になくどのレースも参加者が増えているのを実感しています。特に30歳代、40歳代の参加者がどのレースも飛躍的に増えている印象です。やはりオリンピック効果なのでしょうか。
いずれにしても、男女とも感動を与えてくれた日本勢には、心から賞賛の拍手と慰労の言葉を送りたいと思います。
女子トライアスロン結果 男子トライアスロン結果 1. SNOWSILL Emma (Australia) 1:58:27.66 1. FRODENO Jan (Germany) 1:48:53.28 2. FERNANDES Vanessa (Portugal) 1:59:34.63 2. WHITFIELD Simon (Canada) 1:48:58.47 3. MOFFATT Emma (Australia) 1:59:55.84 3. DOCHERTY Bevan (New Zealand) 1:49:05.59 4. BENNETT Laura (United States) 2:00:21.54 4. GOMEZ Francisco Javier (Spain) 1:49:13.92 5. 井出 樹里 (日本) 2:00:23.77 5. RANA Ivan (Spain) 1:49:22.03 6. SPIRIG Nicola (Switzerland) 2:00:30.48 6. UNGER Daniel (Germany) 1:49:43.78 7. RYF Daniela (Switzerland) 2:00:40.20 7. KEMPER Hunter (United States) 1:49:48.75 8. HEWITT Andrea (New Zealand) 2:00:45.99 8. HENNING Rasmus (Denmark) 1:49:57.47 9. 庭田 清美 (日本) 2:00:51.85 30. 山本 良介 (日本) 1:52:11.98 17. 上田 藍 (日本) 2:02:19.09 48. 田山 寛豪 (日本) 1:56:13.68
日本代表5人のサイン色紙 |