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2003.05.17 Sat　碧南トライアスロン記録会

今年は月1回のペースでレースに出たいと思っていて、この時期に良い大会がないか探していたのですが、トライアスロンJAPANの雑誌でこの大会を知りました。基本的には自宅から日帰りで参加できる大会を中心としているので、あまり遠くない碧南市だったことと、参加費の安い小規模の大会というのが気に入りました。

碧南市というのは行ったことがなかったのですが、高速道路を使っていけば小1時間もあれば到着すると思って、集合時間の1時間前に家を出たのですが、碧南市内にはいってから細かい道がわからずに迷っているうちに、集合時間を過ぎてしまい、またしても遅刻してしまいました。スタート時間にはまだ余裕があったので、皆さんには迷惑をかけずに済みましたが、これからはもう少し余裕を持って到着したいものです。
参加者は思ったよりも少なく、説明によると例年よりもかなり少ないということで、全部で24,5人といったところでした。子供の参加もあると聞いていたのですが、当日参加したのは2人きりで、それでも参加選手の家族なども集まり、とても和気あいあいとしたアットホームな雰囲気の大会でした。

大会は、スイムを屋内プールで行い、会場を変えてからバイクとランを通しで行う変則的なスタイルです。
スイムは25mプールを6コース使って、ターンするたびに隣のコースに移り150mのたびに一度プールから上がって、また元に戻って泳ぐというのを10回繰り返す方法でした。10秒づつスタートをずらすウェーブ方式で、普通に泳いでいる時は普段プールで練習している時と同じなので泳ぎやすかったのですが、ターンで3〜4人が重なってしまった時はちょっとしたパニックでした。続けてのバイクとランがないため、目一杯のペースで泳いだつもりでしたが、思ったほどのタイムは出なかったものの、割と良いタイムでスイムアップ。
その後は、各自の車でバイク・ランの会場へと移動。それぞれがバイクの整備やトランジットの準備をして、いよいよ後半戦のスタートです。スイムのタイムに関係なく、バイクからは全員での一斉スタートです。スタート後はしばらく、互いに様子を見ながら集団でコースを確認しながらといった雰囲気だったのですが、悲しいかなバイク練習がほとんどできていない私は、そんなペースにもついていけずにずるずると遅れてしまいました。1周6.1kmのコースを7周だったのですが、1周目が終わった頃には既に先頭集団は遥か彼方に見えなくなっていました。しかもバイク40km以上の距離が1年ぶりの私は、5周目くらいからバテはじめ、ラスト3周からペースを上げた(終わってから聞きました)皆さんに周回遅れにされる始末。途中、バイクコースに隣の林から大きなヘビが出て来て、びっくりしてコケそうになりましたが、思いのほか風が強くて向かい風が辛かった以外は全体的に平坦で走りやすいコースでした。
バイクを終えて最後のランへ突入する頃には、皆さんにすっかり遅れをとっていましたが、それでも気を持ち直して1周2kmの5周回へ飛び出して行きました。バイクで使い果たした私の脚はもうパンパンで、周りから見るとジョギング程度のスピードだったと思いますが、最後まで完走する(歩かずに走りきる)ことを目標としていたので、残り僅かな力を振り絞って走りました。残り1周で、ゴールテープを用意されてしまう情け無さでしたが、あと1周あります！と自分に気合を入れてがんばりました。1周2kmというのがミソで、1周10kmなら途中で歩いてしまったであろうところも、2kmごとに皆の声援を受ける度に元気が出て、なんとか目標の完走を果たすことができました。それでも、まだ後ろに何人かいたので、救われました。

レースの後は、選手全員と選手の家族、主催された大会関係者の皆さんで、楽しい打ち上げとなりました。心地良い疲労感と吹き出る汗の中、レースの反省や思い出の大会の話、普段のトレーニングの話、ワールドカップの話などで盛り上がりました。
楽しくて明るい皆さんで、とても気さくな雰囲気が心地良かったです。来年も都合がつけば出てみたいと思います。

ちょっと遅刻してスイムの会場に到着 みんな、和気あいあいとした雰囲気です		さて、いよいよスタート 10秒ごとにずれてスタートする方式です

6コースを使って折り返し10回のスイム そこそこのペースで泳ぎきりました		会場を移動して、バイクとランのコースへ バイクの準備をして再スタートを待ちます

続いてバイクのスタート タイム差は考慮せずに、一斉のスタートです		バイクコースはほぼ平坦で走りやすい しかし、再スタート早々に遅れてしまいました

風がやや強く、向かい風では辛かった 久々の40kmバイクで、足がパンパンに		バイクを終えて、ランへのトランジッション 息子がスポーツドリンクを持ってきてくれました

最後のランは2kmコースを5周回 バテながらも最後までしっかり走れました		最後まで歩かずに、なんとかゴール 息子の出迎えに、疲労感も心地良い