Last Edit 01/03/31


2001.03.25 Sun エグザスカップ デュアスロン練習会

例年のこの時期は、奈良の明日香マラソンや舞洲のデュアスロンを目指しているのですが、今年はどちらも開催されないようなので、近くで何か大会がないか捜していて、見つけた大会です。この大会は当然初めてだったので、どの程度のレベルの方が参加されるのかわからなかったのですが、エグザスの方に聞いたら「大丈夫ですよ」といわれて出場することにしました。
エントリーしてから大会のことを記載しているホームページを見つけたので過去の記録を見てみると、皆さんとても速い人ばかりで少し心配になりましたが、レースでの30kmBikeは初めての経験で51.5kmへの足がかりにすべく、意気込んで臨みました。

レース前の1週間は温かい春の穏やかな天候が続き、このままなら絶好のレース日和になるかなあと思っていたら、なんとレース前日の予報では曇りのち雨。レースは午前中なのでなんとかレース終了までは雨が降らないといいなあと思っていたのですが、当日の朝起きてみると既にかなりの雨・・・。これだけの雨ではレースは中止かなと思いつつも、とりあえず会場まで行ってみました。既に何人かの参加者と主催者が集まっていたので「やっぱりこの雨で中止ですか?」と聞いてみると、意外にも「いや、やりますよ」とのことで、車を止めて慌てて準備にとりかかりました。
屋根のあるところが無かったので、自転車を組み立てて自動車の中で着替えるのが精一杯で、ストレッチをすることもできずにレースに臨みました。

淀川河川敷のサイクリング専用ロードを使ったコースだったので、自動車や信号の心配もなく、平坦で路面状態も良くとても走りやすい状態でした。ただ、雨さえ降っていなければ…。初めの5kmのランは、折り返し地点くらいまでは先頭集団が見える位置どりで順調だったのですが、後半はやはりバテが出てきてしまいました。さらにバイクへのトランジットでは思いのほか時間がかかり、次々に抜かれてしまうという失態。
次のバイクでは、雨の中のレースが初めての経験だったので慎重にスタートしました。途中で急なヘアピンカーブがあるので、かなり慎重に止まりそうなスピードで突入。その後は順調で、自分でもかなり気分良くいいペースで飛ばしていたのですが、折り返してからの2度目のヘアピンカーブで悲劇は起こりました。調子に乗っていたのでしょうか、十分にスピードを落としきれないままにヘアピンを迎えると、なんと後輪が横に滑って落車転倒、その衝撃でブレーキレバーが曲がっていまいました。それでも痛みをこらえ、何とか残りのレースに復帰。ところがさらに災難は待っていました。雨で濡れたタイヤが巻き上げる水のせいでサイクルメータが作動しなくなり、速度と残りの距離がわからなくなってしまいました。さらにさらに、バイクの残り5kmほどでなんと!パンクしてしまったのです。修理するよりそのまま走り切った方が早いと判断して、そのままレースを続けました。すっかりペースが落ちて重たいペダルを踏みながらも、なんとかバイクを終了して最後のランに突入。意外にも2ndランは調子が良くて、予想以上のタイムでゴールすることができました。

記録の方は思っていたよりもかなり良かったので、全体的にはとても満足しています。雨の中のバイクは初めての経験だったので、落車転倒、サイクルメータの故障、パンクと散々の経験をしましたが、久々に自動車や信号を気にしないでの30kmは、存分に楽しむことができました。レース後の和気あいあいとした表彰式で誰かが言っていたように、雨のレースもまたオツなものでした。少々の筋肉痛と転倒の打撲の痛みが意外にも心地よく、次回以降のエグザスカップも、是非また参加させてもらおうと思っています。
レース後は、体が冷え切っていて本当は温泉にでも浸かりたい気分でしたが適当なところが見つからず、壊れた自転車を直すため自転車屋に直行しました。
後日、主催者の方から大会の記録と写真が届きましたが、それにしても上位の方は信じられないようなタイムで恐れ入りました。これをきっかけに、6月の舞洲トライアスロン(初の51.5km!)に向けて練習をしなくては!という気になっています。

次のレースは、昨年トライアスロンのデビューとなった、コスミックビギナー&レディーストライアスロン大会です。2度目の大会なので、前回のタイムを上回るように頑張りたいと思います。

 
スタート直前の様子
雨の降りしきる中でのレースとなりました
  スタート
このときは元気よく飛び出して行ったのですが・・
 
1stランの終盤
折り返し付近までは先頭集団につけたのですが・・
  1stランのフィニッシュ
既にかなり体力を消耗していました
 
バイクのフィニッシュ
実はこのときには前輪がパンクしています
  2ndランのスタート
既に先頭がゴール目前まで来ています
 
渾身の力でのゴール!
2ndランは思ったより調子良く、ラストで1人パス。
  参加者全員での記念撮影
みんな元気そうなのは、スタート前だからです