Last Edit 00/09/15


2000.09.10 Sun 明石海峡アクアスロン大会

明石海峡アクアスロン大会に参加してきました。今年から新設された大会で、明石海峡大橋のたもとの綺麗に整備された明石市大蔵海岸で行われました。本当に手の届きそうな場所に明石海峡大橋を含む瀬戸内のパノラマが広がり、景色を楽しむことが出来てとても気持ちの良い大会でした。
兵庫県トライアスロン協会では、この大会も含めて、三木、滝野、赤穂などで、トライアスロン、デュアスロン、アクアスロンの大会を積極的に開催していて、競技者にとってはとてもありがたいことです。いかんせん、奈良に住む私にはどの大会もやや遠くて、参加できる大会が限られてしまうのが残念なところです。

レースの方はというと、いやぁ、ムチャクチャ暑かったです。9月にはいって少し涼しい日も続き、そろそろ秋の訪れかと思っていたのですが、やはり関西の夏は甘く見ていたらいけません。前日の天気予報では、天候は曇りのち雨、最高気温29℃の予報だったので、レースも快適にできるかなあと思っていたのですが、行ってみると朝からのピ−カン(カンカン照り)で、おそらく最高気温も35℃くらいまで上がったのではないでしょうか。

スイムは防波堤で囲まれた入江内を直線的に2往復するコース。参加者が思っていたよりも多く、男女合わせて150人ほどで、スタート直後はかなりのバトルが展開されました。前々回に出場した大会では、バトルを恐れて控えめに人にコースを譲っていて散々なタイムだったので、今回は人と接触してもがんばって泳ぎました。久々に人に足を引っ張られたり、乗っかられたりという体験をして怖い思いをしましたが、想像以上に水が澄んでいて終始海底が見えていたので、割と快適に泳ぐことができました。朝から暑かったせいもあって、スイムは非常に気持ち良かったです。タイムはあまり早くはないですが、大体予想していた通りに泳ぎ切ることができました。
ところが、スイムアップした後のトランジットで、思うようにウェットスーツが脱げずにかなりのタイムロスをしてしまいました。普段ウェットスーツの着脱の練習はしていないので、こんなところで思わぬタイムロスでしたが出るもんですね。トランジットのタイムはランではなく、スイムに算入されました。
いよいよランですが、暑さの影響はモロここに出ました。とにかく暑くて、何度途中で止めようと思ったことか。10kmがこんなに長く感じた大会は、これまでで初めてです。コースは3.8kmを2周と2.4kmを1周でしたが、それぞれの1周が10kmあるように感じました。各周回にそれぞれ1箇所あったエイドステーションで、充分に水分補給して水を浴びたつもりですが、それでも最後の方は軽い熱中症になってしまいました。途中からフラフラになって最後の周回はあまり良く覚えていません。ゴールと共に倒れこみたい感じでしたが、意外にもゴール後は元気なもので、それでも浴びるほどスポーツドリンクを飲み倒しました。

暑さのせいもあって記録的にはあまり良くありませんでしたが、本当に景色が良く、気持ちの良い大会でした。

レース後は、舞子に新しくできたアウトレットモールに寄ってきました。国道2号線はアウトレットに行く人の車で大渋滞していて、交通規制までしたいたのであきらめて帰ろうとも思ったのですが、裏側の抜け道から入ったら割とあっさり入場することができた。とりあえずレース後のビールにありつき、買い物も楽しんできました。

次は、10/1に舞洲でのトライアスロンで今シーズンを締めくくりますが、その前に待望のオリンピックがあります。もちろん、今大会から正式種目になったトライアスロンに注目です。庭田、細谷、平尾(以上女子)、小原、西内、福井(以上男子)の6人には、順位はさておき、トライアスロンの夜明けとなる大会ですから是非がんばって欲しいものです。テレビの前で精一杯応援させていただきます。ファイト!!

スタート前のウェットスーツ着用
前面がマジックテープになっています
Swimスタート
割と激しいバトルがありました
Runスタート
この前のトランジットでかなり時間ロス
Run2周目
背景には明石海峡大橋がくっきり
Run後半
かなり強い日差しに軽い熱中症ぎみ
ゴール目前
もう倒れこみたいくらいヘトヘトです
  速報のレース結果掲示
順位とタイムが良く見えないのがミソ