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2004年 後半
2004.12.26 有馬記念
さて、今週はいよいよ今年を締めくくる最後の熱い戦い、有馬記念です。今年の有馬記念は、例年の有馬と違ったもうひとつの想いがあります。それは、サイトでこのコーナーを始めてからずっとずっと目標にしていながら今まで一度も達成できなかった、年間通算回収率100％以上に、もしかしたらこのレースで手が届くかもしれないということです。そんな熱い期待を胸に、今年最後の大一番に挑みます。
今年最後の出走馬チェックです。ダントツの1番人気は、当然といえば当然、天皇賞、ジャパンカップと制して、ビッグレース3連覇のボーナス2億円にリーチがかかったゼンノロブロイ。もしボーナスを手にすれば、あの名馬テイエムオペラオーに続く2頭目となります。激走の反動が怖いですが、それさえなければ確かに今時点では最強の馬といえるでしょう。
2番人気は、北海道出身の地方馬ながら今年の中央競馬を沸かしたあの馬、コスモバルクです。3歳馬として今年のクラシック戦線に乗り込みましたが、皐月賞2着、ダービーで8着、菊花賞4着とあと一歩で頂点には届かず、前走のジャパンカップでももう一歩のところでゼンノロブロイの後塵を拝し、悲願のG1ホースの仲間入りをこの大レースでもくろんでいます。
ここから後の人気は、拮抗しています。3番人気は今年の菊花賞馬のデルタブルース、続いて前走のステイヤーズステークスを制したダイタクバートラム、さらに今年の宝塚記念を制したタップダンスシチー、そして昨年のこのレースを制したヒシミラクルと、単賞オッズ10倍前後で争っています。そこで、肝心の私の今年最後の予想です。今年最後のレースということで、今までの想いや分析などいろいろ悩んだ末に決めた本命は、なんてことは無い順当になってしまいましたが、やはりゼンノロブロイです。やはりノリにノッている勢いというのは無視できないと思いますし、テイエムオペラオーの偉業に続いて欲しいという思いも強くはたらきました。対抗にはデルタブルースとしました。ジャパンカップを走ったのが気にはなっていますが、その年の菊花賞馬が善戦するというのは過去何度もありましたので、ここでは対抗評価です。もう一頭の準対抗が、コスモバルクです。地方馬ながらがんばってきた姿に想うところがあり、本当は気持ちの上では本命にしたいのですが、やはりこの馬はがんばってがんばって、でもやっぱり届かなかったというのが妙に似合っているし、その方が絵になるなぁなんて思った訳です。
押さえには3頭指名です。今年の安田記念を制したツルマルボーイ、宝塚記念を制してから久々参戦のタップダンスシチー、天皇賞で推していたにもかかわらず期待を裏切ったシルクフェイマスです。
これまでの投資金額と回収金額を見てみると、実は馬券を買うのを5,500円以内にすれば、念願の通算回収率100％以上が確定するのはわかっていましたが、それではあまりにもつまらなく男が廃るということで、今年最後の勝負に出ました。
まずは本命-対抗で馬連2,000円。本命-準対抗を馬単で1,000円。対抗-準対抗でワイド1,000円。そして本命-対抗-準対抗の3連単を1,000円。人気上位の3頭とは言うものの、ここまでの3頭が思いの通りの順位で入ってくれれば、かなりの高配当となります。さらに本命から押さえの3頭に馬単で500円づつ。そこまでゼンノロブロイと心中です。そして最後に記念日買いの4-11を500円。合計で7,000円と、いつもより多めの出費としました。総スカンとなれば目標には手が届かないことになります。今年最後の大勝負です。で、結果の方は、リアルタイムでテレビ観戦しました。宝塚記念と同じパターンで先行逃げ切りを図ったタップダンスシチーですが、ラストの直線で勝利目前にして、ずっと2番手につけていたゼンノロブロイが満を持して差し切りました。ゼンノロブロイはレコード勝ちの上、後半のビッグG1レース3連覇でボーナス2億円を手にしました。さらに騎乗のペリエ騎手は初の有馬記念3連覇を達成しました。願ってもない展開で実力を出し切りながらも最後に差されたタップダンスシチーが、それでも2着を死守し、ラストに外から追い込んだシルクフェイマスが3着に入りました。デルタブルースは掲示板を何とか守っての5着、地方馬として多くの期待を背負って走ったコスモバルクは、残念ながら10着という結果に終わりました。
馬券は、対抗、準対抗を外してしまいましたが、押さえとの馬単が取れたので、何とか元を取ることができました。本当は、最後にシルクフェイマスが2着に突っ込んでくれるともっと配当が良かったのですが、最終プラスで終わったので良しとしましょう。これで2004年のG1レースは全て終了です。今年も終盤までは去年までとほぼ同じ展開となったのですが、後半戦に持ちこたえたおかげで、ついに目標の年間通算回収率が100％を超えることができました。このサイトを始めてから5年目にして初の快挙です。来年以降も最低限この目標は維持していきたいと思います。今年もなかなか当たらない予想にここまでお付合い頂きまして、ありがとうございました。
来年も頑張りますので、今後もよろしくお願い致します。では、来年は心機一転して、2月のG1開幕戦フェブラリーステークスでまたお会いしましょう！
1着 ゼンノロブロイ 2着 タップダンスシチー 3着 シルクフェイマス
投資金額 7,000円 通算投資金額 83,500円 回収金額 9,300円 回収率 132.9％ 通算回収金額 91,310円 通算回収率 109.4％
2004.12.12 朝日杯フューチュリティステークス
今週は2歳牡馬王決定戦、朝日杯フューチュリティステークスです。
まずは出走馬のチェックを。ダントツの１番人気は、ペールギュント。初勝利は2戦目だったが、続くデイリー杯2歳Sをレース最速の上がりで差し切っての勝利。前半掛かり気味だった前走でも鋭く伸びて2着を確保した豪脚の持ち主です。
2番人気は、マイネルレコルト。福島、新潟で3戦3勝。前走京王杯2歳Sの5着で連勝記録は止まりましたが、完成度はこのメンバーでも最右翼といわれています。
3番人気は、ストーミーカフェ。新馬戦2着の後、重馬場の未勝利戦をレコードV、前走の札幌2歳S(G3)もスピードの違いで逃げ切り、今回2カ月半ぶりと間隔が開きましたが、ここを目標に仕上げられ状態は万全のようです。
そのあとには、ディープサマー、エイシンヴァイデン、スキップジャックと10倍以下の人気が続き、さらにマイネルハーティー、シルクネクサスと続いています。さて、私の予想ですが、またしても手堅く本命はペールギュント。対抗にはストーミーカフェとスキップジャック。押さえにはマイネルレコルトとしました。馬券はペールギュントからストーミーカフェに、馬連1,000円。ペールギュントからスキップジャックと対抗の2頭で、ワイド1,000円づつ。押さえのマイネルレコルトからペールギュントとストーミーカフェへ馬連で500円づつ。
結果は、ネットでチェックしたので、レースの展開は見ていません。優勝はマイネルレコルト、前走で連帯を外した馬が制したのは、ここ10年は無かったことだそうです。2着にストーミーカフェ、3着にペールギュントと、人気上位が順当に決着したようです。
馬券の方は、またしても微妙に外してしまったと落胆していたのですが、よく見てみるとしっかり馬連500円をGETしていました。通算回収率は100％以上をキープすることができましたが、最終戦の有馬記念に向けて目標達成を確定する様な大勝ではなかったので、最後まで微妙な状況になりました。しかし、例年ここまでの回収率で最終戦を迎えることが無かったので、今度こそ目標を達成したいと思います。では、1週空いた年末の最終レース、有馬記念でお会いしましょう。乞う！ご期待。
1着 マイネルレコルト 2着 ストーミーカフェ 3着 ペールギュント
投資金額 4,000円 通算投資金額 76,500円 回収金額 7,650円 回収率 191.3％ 通算回収金額 82,010円 通算回収率 107.2％
2004.12.05 阪神ジュベナイルフィリーズ
色々バタバタしているうちに更新まで時間が経ってしまったので、またしても簡潔に。
まずは予想から。ここも手堅く本命はラインクラフト。対抗にはライラプスとモンローブロンド。押さえにはショウナンパントルとアンブロワーズ。馬券はラインクラフトから対抗の2頭に、馬連1,000円づつ。対抗の2頭で、ワイド500円。ショウナンパントルからライラプスへもワイド500円。あとは本命から押さえの2頭へ馬連で500円づつ。
結果は、伏兵のショウナンパントルが制し、圧倒的な人気を誇ったラインクラフトは3着に沈みました。馬券の方は、1-2着を押さえていたので何とか取ったと思っていたのですが、馬券を見返してみると、またしても微妙に外していて、結局のところ総スカンでした。
何とか通算回収率100％以上を保ったまま、残り2戦になりました。余裕を持ったまま最終の有馬記念に望みたいので、来週は是非とも取っておきたいところです。
1着 ショウナンパントル 2着 アンブロワーズ 3着 ラインクラフト
投資金額 4,000円 通算投資金額 72,500円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 74,360円 通算回収率 102.6％
2004.11.28 ジャパンカップ
色々バタバタしているうちに更新まで時間が経ってしまったので、これも簡潔に。
まずは予想から。ここも手堅く本命はゼンノロブロイ。対抗にはコスモバルクとパワーズコート。押さえにはホオキパウェーブとウォーサン。人気上位のハーツクライは切り捨てました。馬券はゼンノロブロイから対抗の2頭に、馬連1,000円づつ。対抗の2頭で、ワイド1,000円。あとは本命から押さえの2頭へ馬連で500円づつ。
結果は、天皇賞を制したゼンノロブロイが貫録勝ちを制しました。北海道地方競馬上がりのコスモバルクは、またしてもG1ウィナーへは手が届きませんでしたが、粘って2着へ入線しました。馬券の方は、1番人気の馬連を的中させましたが、意外にもオッズが良かったためにそこそこの配当となりました。結局10着と馬群に沈んだハーツクライを切り捨てたまでは良かったのですが、対抗にしたパワーズコ−トも同じく10着、押さえの2頭に至ってはブービーとビリという不本意な結果に終わりました。まあ、1番人気とはいえかなり回収できて、通算回収率が100％回復できたので良しとしましょう。
来週からは2週続けての2歳戦となり、その後は最終戦の有馬記念へと突入していきます。今年も残すところあと3戦。何とか目標は達成したいものです。
1着 ゼンノロブロイ 2着 コスモバルク 3着 デルタブルース
投資金額 4,000円 通算投資金額 68,500円 回収金額 10,400円 回収率 260.0％ 通算回収金額 74,360円 通算回収率 108.6％
2004.11.28 ジャパンカップダート
色々バタバタしているうちに更新まで時間が経ってしまったので、簡潔に。
まずは予想から。本命は手堅くアドマイヤドン。対抗にはトータルインパクトとローエングリン。押さえにはジンクライシスとタイムパラドックス。馬券はアドマイヤドンから対抗の2頭に、馬連1,000円づつ。対抗の2頭で、ワイド1,000円。あとは悩んだ挙句に、ジンクライシスからアドマイヤドンとトータルインパクトへ馬連500円づつ。結局タイムパラドックスは切り捨ててしまいました。
結果は、意外にも切り捨ててしまったタイムパラドックスがアドマイヤドンを抑えての優勝。アドマイヤドンは無念の2着。馬券の方は、取れていそうで微妙に外していて、結局のところ総スカン。残念な結果に終わりました。
またしても通算回収率が100％を割り込んでしまいました。次のレースで取り返すぞ！
1着 タイムパラドックス 2着 アドマイヤドン 3着 ジンクライシス
投資金額 4,000円 通算投資金額 64,500円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 63,960円 通算回収率 99.2％
2004.11.21 マイルチャンピオンシップ
今週は秋のマイル王決定戦、マイルチャンピオンシップです。
この週末は、名古屋の頃の会社の同僚と一緒に志摩に釣りに行くので、ほとんど検討している時間がありません。出発前にあわてて購入しました。一応、出走馬のチェックを。ダントツの１番人気は、昨年のこのレースを制したデュランダル。その後の短距離G1でも連続の2着と、安定した成績が人気の原因のようです。2番人気は、ファインモーション。連帯率7割5分を超え、現時点での最強牝馬といわれるこの馬が、先週のエリザベス女王杯を回避して、万を辞してこのレースに照準を合わせてきました。3番人気は、外国馬のラクティ。向こうでの成績はよく知りませんが、かなり良い成績を引っさげての参戦のようです。4番人気は、3歳牝馬ながら秋華賞4着、天皇賞(秋)2着と善戦を続けているダンスインザムード。
ここまでが単賞オッズ10倍以下となっていて、これ以降は、テレグノシス、アドマイヤマックス、メイショウボーラーと続いています。さて、私の予想ですが、本命はファインモーション。エリザベス女王杯を敢えて回避してきた意気込みを買います。対抗には、デュランダルとダンスインザムード。ファインから2頭へ馬連で1,000円づつ。さらに2頭で馬連500円。ついでにこの3頭で、3連複を500円。続いて、押さえにはテレグノシスと念のためラクティ。ファインからこの2頭へワイドで500円づつ。
結果の方は、釣りから帰ってきたレースの翌日に新聞で確認しました。デュランダルが見事に2連覇し、2着にはダンスインザムードが入りました。私の期待したファインモーションは、9着と馬群に沈む惨敗で、残念ながら引退が検討されているそうです。本命をはずしたので総スカンかと思ったのですが、買った馬券を良く見てみると、対抗同士で買った馬連500円が的中していたおかげで、何とか回収することができました。
回収率100％以上をキープしたものの、まだまだ一度はずしたら飛んでしまうようなプラスなので、これから年末にかけてもうひとふんばりして最終目標を達成したいと思います。では、来週はジャパンカップダートとジャパンカップのダブルG1レースでお会いしましょう。
1着 デュランダル 2着 ダンスインザムード 3着 テレグノシス
投資金額 4,000円 通算投資金額 60,500円 回収金額 5,250円 回収率 131.2％ 通算回収金額 63,960円 通算回収率 105.7％
2004.11.14 エリザベス女王杯
今週は3歳牝馬と古馬牝馬の混合での女王決定戦、エリザベス女王杯です。
100％以上をキープしていた回収率が、前回のはずれでついに100％を切ってしまったので、今週こそはしっかり的中させて、通算回収率100％回復を図りたいところです。出走馬を見てみると、人気の方は出走が近くなってずいぶん変動があったようです。前日までは圧倒的な1番人気となっていたのが、スイープトウショウ。ちょうど1ヶ月前に秋の3歳女王となる秋華賞を制し、万全の調子をキープしたまま古馬に挑戦します。
前日まで少し離されていたのですが、出走前にはついにスイープトウショウと同じ単賞オッズまで上がってきたのが、アドマイヤグルーヴ。昨年の秋華賞2着から挑んだこのレースで見事に古馬を蹴散らして女王の座を射止めた上に、今年は2週前の天皇賞(秋)で牡馬相手に3着に入った強者です。ただ、激走の後だけに中1週というローテーションが気にかかります。
3番人気は、スティルインラブ。昨年の秋華賞を制したものの、このレースでは逆転アドマイヤグルーヴの後塵を拝して2着に留まりました。しかし、昨年のこのレースで3歳ながら1-2フィニッシュを飾った2頭が、実績を積んで4歳となって帰ってきました。
4番人気は、5歳馬のエルノヴァ。G1レースは初めてですが、ここまで連帯率6割を超える安定した成績を収めています。短期免許で来日したペリエが鞍上するのも魅力です。
ここまでが単賞オッズ10倍以下となっていて、これ以降は、重賞2連勝中の上り馬オースミハルカ、これまた重賞連続2着の上り馬メイショウバトラー、秋華賞の巻き返しを図るレクレドール、エリモピクシーと続いています。さて、私の予想ですが、色々吟味した結果4頭まで絞り込みました。まず本命は、やはりアドマイヤグルーヴ。中1週の強行出場というのが気になりますが、牡馬相手にあそこまで戦える脚と好調維持という報道から、敵なしと判断します。対抗にはスティルインラブ。昨年のこのレース以降はやや低迷しましたが、前走の府中牝馬3着で調子を上げてきたので、昨年と同じ1-2フィニッシュがあっても不思議ではありません。3歳馬よりも魅力を感じます。後の2頭は、3歳馬代表でスイープトウショウと勢いを買ってオースミハルカとしました。
この4頭を決めたは良いですが、買い方に少し悩みました。オッズとも相談しながら、アドマイヤグルーヴ、スティルインラブ、スイープトウショウのボックスで馬連を1,000づつ。グルーヴからオースミハルカをワイド700円。3連単を買ってみたかったので、300円ケチりました。その300円で、グルーヴ-スティルからトウショウ200円、ハルカ100円と3連単にも挑戦です。結果の方は、デュアスロンの大会に出ていてレース状況を見れなかったので、ネットで結果だけを見ました。やはりというか、さすがというか、アドマイヤグルーヴが制していました。これでこのレース2連覇となり、最強牝馬の称号を手に入れました。鞍上の武豊に至っては、同一G1レース4連覇となり、天皇賞に続いて2度目の快挙となったようです。私の買った馬券の方は、もう1頭期待のスティルインラブが馬群に沈んだようで、快勝とはなりませんでしたが、何とかオースミハルカが2着に入ってくれたおかげでかなり回収できました。
これで再び100％超えの目標に手が届いたのですが、この調子で今後とも成績を上げていきたいものです。では、来週は今週と同じ京都の舞台でマイルチャンピオンシップでお会いしましょう。実は、来週末は会社の仲間と釣りに行く予定なので、馬券を買うことができるかどうか微妙ですが･･･
1着 アドマイヤグルーヴ 2着 オースミハルカ 3着 エルノヴァ
投資金額 4,000円 通算投資金額 56,500円 回収金額 8,470円 回収率 211.8％ 通算回収金額 58,710円 通算回収率 103.9％
2004.10.31 天皇賞（秋）
今週は、秋の天皇賞です。
秋のG1シリーズにいよいよ本格的に古馬が登場してきましたが、どうも今年は混戦の様相です。早速オッズを見てみると、意外にもゼンノロブロイの人気がダントツになっています。1週前までは全くの混戦と言われていましたが、戦前になって徐々に人気を上げてきました。実力馬の中では数少ない関東馬というのも人気の一因でしょう。前走の京都大章典でも2着に入る調子の良さを見せています。
2番人気はテレグノシス。春の安田記念で2着に入ってから前走の毎日王冠を制して、マイルには絶対の自信を持っていますが、1ハロン伸びるこのレースはどう影響するでしょうか。
3番人気以降は本当に混戦です。昨年のこのレースで2着に入ったツルマルボーイ、昨年有馬記念で2着、宝塚記念で3着と着実に実績を積むリンカーン、宝塚記念で2着のシルクフェイマス、前走の毎日王冠で2着のローエングリンといったところがほとんど差のないオッズで続いています。その後にも、バランスオブゲーム、ナリタセンチュリー、アドマイヤグルーヴといったところも混戦で追いかけている状況です。さて、私の予想ですが、なかなか絞りきれないままとりあえず選んだのが、ツルマルボーイ、アドマイヤグルーヴ、ナリタセンチュリー、シルクフェイマス、ゼンノロブロイ、リンカーンの6頭。この中で迷いに迷って本命に据えたのはシルクフェイマスです。このレースは、人気が分散してどれも良いオッズになっているので、小額で多点数を買うことにしました。まずは中でもオッズの低いシルクフェイマスからゼンノロブロイに馬連で1,000円。続いてシルクからリンカーンに500円、センチュリーに400円、ツルマルに400円、グルーヴに300円、センチュリーからロブロイに500円づつ、馬連で幅広く行きました。さらに、3連複でシルク-ロブロイ-リンカーンを300円、グルーヴ-シルク-ロブロイを100円づつ。最後に、一度は取ってみたい高配当狙いの3連単でナリタ-シルク-ロブロイの組合せから4点を100円づつ。珍しく広く浅い買い方となりました。
結果の方は、ゼンノロブロイが大方の期待通りの貫禄勝ちで、悲願のG1制覇を成し遂げました。2着には伏兵のダンスインザムードが入り、さらに3着にアドマイヤグルーヴが入り、並み居る牡馬の中で牝馬が健闘したレースとでした。アドマイヤグルーヴは、母のエアグルーヴとの初の母子による天皇賞制覇はならなかったものの、牡馬相手にも戦える力強さを見せつけました。
ダンスインザムードが2着に入った時点で、私の馬券は全てはずれ、無残な結果と相成りました。100％超えをキープしていた通算回収率もついに100％を切って、やばい状況となってきました。毎年この時期に回収率を落として、最終回収率が100％に届いていないので、今年こそはここで踏ん張って回収率を維持していきたいものです。来週は1週お休みなので、気持ちを切り替えて次戦に臨みたいと思います。では、次回は1週空いた11/14にエリザベス女王杯でお会いしましょう。
1着 ゼンノロブロイ 2着 ダンスインザムード 3着 アドマイヤグルーヴ
投資金額 4,000円 通算投資金額 52,500円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 50,240円 通算回収率 95.7％
2004.10.24 菊花賞
今週は、3歳牡馬クラシックの最後の椅子を競う菊花賞です。本命と思われていた、NHKマイルシップとダービーの変則2冠を制したキングカメハメハが故障で引退してしまったために、混戦となったレースです。
早速人気の方を見てみると、前走の神戸新聞杯(G2)でキングカメハメハに0秒4差の3着と善戦したハーツクライが、意外にも圧倒的な人気となっています。2番人気は地方競馬の雄、コスモバルク。皐月賞、ダービーと惜しくもG1制覇の夢を逃して雪辱戦に望みます。この上位2頭が人気を2分しています。
3番人気はダービーで3着に入ったハイアーゲーム。4番人気は長距離路線を進んできたホオキパウェーブ。5番人気はなぜかオペラシチー。春のクラシック戦線を歩んでいないこの2頭が、人気を追っています。ここまでが単勝人気10倍以下で争い、さらにスズカマンボ、ケイアイガードといったところが続いています。そこで私の予想です。やはり軸はハーツクライとしました。対抗には、期待のコスモバルクに加えてハイアーゲームと人気上位と同じになりました。さらにホオキパウェーブも加えました。スズカマンボとケイアイガードも気になったのですが、手を広げすぎると予算が足りないので、やむなく切り捨てました。先週は馬単や3連単まで手を広げて失敗したので、本当はワイドで手堅くいきたいところですがさすがにオッズが低いので、今週は初心に戻って馬連のみで勝負です。上記の4頭でオッズを見ながら、ハーツクライからコスモバルク、ハイアーゲームに1,000円。他の組み合わせを全て500円にしました。
結果の方は、出掛けていた間にレースが終わっていました。後でニュースで映像を見ましたが、8番人気の伏兵デルタブルースが直線早めに先頭に立つと、他馬を抑えて勝利しました。なんとも意外な展開に、暫し唖然としました。全て馬連で買っていた馬券は、当然のごとく全滅。応援していたコスモバルクはラスト直線で失速してしまい、距離が長すぎたのかもしれません。
ついに、回収率100％維持が危うくなってきました。ここらでもう一度巻き返しを図りたいところですが、来週の天皇賞（秋）は釣りに行く予定なので、馬券が買えるかどうかわかりません。では、次回は来週の天皇賞（秋）でお会いしましょう。天皇賞と名が付いていながら、秋のこのレースでは初めて天皇が観戦に行くそうです。
1着 デルタブルース 2着 ホオキパウェーブ 3着 オペラシチー
投資金額 4,000円 通算投資金額 48,500円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 50,240円 通算回収率 103.6％
2004.10.17 秋華賞
今週は、牝馬3冠の最後の椅子を競う秋華賞です。
早速人気の方を見てみると、桜花賞馬のダンスインザムードが圧倒的な支持を受けています。もはやこの馬で決まり！の感があります。2番人気は、オークス2着で巻き返しを図るスイープトウショウ。桜花賞でも5着に終わり、悲願のG1勝利をもくろんでいます。3番人気は、このところの上がり馬、レクレドール。前走のローズSで、好敵手とされているスイープトウショウやアズマサンダースを蹴散らしています。ここまでの3頭が10倍以下のオッズで、これ以降は、オークスで3着に入っているヤマニンアラバスタ、桜花賞3着のヤマニンシュクル、桜花賞2着のアズマサンダースが続いています。
そこで私の予想ですが、やはりダンスインザムードとスイープトウショウの2頭が、少し抜きん出ていると思います。特にダンスインザムードは、2冠を取る布石が整っている印象を受けます。たまには馬単を買ってみようかと思って、ダンスからトウショウへ1,000円、トウショウからダンスへ500円を買うつもりでしたが、よくオッズと相談してみるとこの2頭を馬連で1,500円買った方が、どちらが来ても配当が良いことがわかって馬連に切り替えました。この2頭が抜きん出ていると読んだので、あとは3着探しです。注目したのは、ヤマニンシュクルとアズマサンダース。やはり春の実績を重視しました。続いて、上位2頭を固めているので初めて3連単に挑戦してみます。ダンス-トウショウからシュクルとサンダースにそれぞれ300円、200円。トウショウ-ダンスからシュクルとサンダースにそれぞれ200円、100円。ここまで決めてから、少しレクレドールが気になり始めました。来ないと思って切ってかかっているのですが、もし来たら悔しいので、馬連でダンスから500円買ってしまいました。残りの1,200円はワイドにしました。3着狙いの2頭から上位2頭へ買おうと思ったのですが、思わぬオッズの低さからヤマニンシュクルからのみ、ダンスとトウショウへ600円づつにしました。
結果の方は、リアルタイムでテレビで確認しました。スイープトウショウがゲート入りで手間取っていたのとスタートしてからもシンガリだったので気をもみましたが、ラストの直線ではダンスインザムードが先頭に立ち、スイープトウショウとヤマニンシュクルが突っ込んできたので、これで予想通り、見事に決まったと思ったと思ったとたんに、ダンスインザムードが意外にも失速して、そのままスイープトウショウが差し切りました。初めての3連単も無残に消え去りました。せめてダンスインザムードが3着に留まってくれれば、もう少し馬券も取れたのですが、結局4着に留まり、馬券の方は無残にもスイープトウショウ-ヤマニンシュクルのワイド600円のみとなってしまいました。何とか元が取れたのがせめてもの救いです。
まだ辛うじて回収率100％超えをキープしていますが、もう少し余裕のあるところまで引き上げて行きたいと思います。では、次回は来週の菊花賞でお会いしましょう。
1着 スイープトウショウ 2着 ヤマニンシュクル 3着 ウイングレット
投資金額 4,000円 通算投資金額 44,500円 回収金額 4,140円 回収率 103.5％ 通算回収金額 50,240円 通算回収率 112.9％
2004.10.03 スプリンターズステークス
いよいよ2004年のG1後半戦がスタートしました。後半戦は、年末の有馬記念まで11戦が行われます。前半戦の成績は下記に示したとおりですが、久しぶりに回収率100％を超える回収率で折り返すことができました。後半戦もこの調子を維持して、今年こそ年間を通じて200％以上の目標を達成できるように頑張りますので、ご声援をよろしくお願い致します。
さて、後半戦の初戦は短距離王の決定戦スプリンターズステークスです。
早速人気の方を見てみると、圧倒的な1番人気はデュランダル。昨年のこのレースとマイルチャンピオンシップを制し、今年春の高松宮記念でも2着に入った、今や短距離王者の風格を漂わせます。ただ不安要素としては、高松宮記念から半年以上実戦から遠ざかっているため、ぶっつけ本番の感が否めません。
2番人気はサニングデール。昨年の高松宮記念で2着、デュランダルを押さえて今年の高松宮記念を制した実績がありますが、もうひとつ安定感にかけます。3番人気はシーイズトウショウ。G1制覇はありませんが、短距離で安定した成績と牝馬の軽斤量が有利な材料です。さらに、夏の上がり馬カルストンライトオ、前走のセントウルステークスを制したゴールデンキャストが10倍以下のオッズで続いています。私の予想ですが、上記の人気馬からデュランダル、サニングデール、シーイズトウショウの3頭と、前走のセントウルステークスで2着に入っている6番人気のキーンランドスワンの合わせて4頭をピックアップしました。この4頭の組み合わせを馬連で500円づつ。人気上位2頭の組合せだけはオッズが低いので1,000円にしました。さらに記念日買いでゴールデンキャストとキーンランドスワンの組合せも馬連で500円買いました。
結果の方は、カルストンライトオが先行逃げ切りのパターンで、圧倒的なリードを保ったままゴールしました。重馬場のコース状態と他の馬がけん制しすぎたのがブッちぎりを招いてしまったと思います。2着争いの方は,混戦でしたが、実績のデュランダルが外国馬のケープオブグッドホを押さえました。
馬券の方は、人気上位から切り捨てたカルストンライトオの勝利で、総スカンとなってしまいました。後半戦は幸先悪いスタートとなりましたが、まだ通算回収率が100％を超えているので、余裕を持って今後もこの数字をキープしていきたいと思います。
1着 カルストンライトオ 2着 デュランダル 3着 ケープオブグッドホ
投資金額 4,000円 通算投資金額 40,500円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 46,100円 通算回収率 113.8％
2004年 前半戦を終えての中間成績
通算投資金額 36,500円 通算回収金額 46,100円 通算回収率 126.3％
後半戦は、10/3のスプリンターズステークスから始まります。
今年は珍しく、前半戦を終えて好調の回収率100％以上をキープしています。今年こそ、念願の最終的に200％越えを目標にがんばります。 乞う！ご期待。