Last Edit 02/09/29

2002年 前半


 

2002.06.23  宝塚記念

さて、巷ではワールドカップの話題でもちきりですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
我ら日本代表は、予選リーグを2勝1分という輝かしい成績で、念願であった初の決勝トーナメント進出(ベスト16)を果たしましたが、ベスト8を賭けた戦いで無念にもトルコに負けてしまいました。残念ですが、とても楽しませてもらいました。ありがとう、ニッポン。
共催の韓国は、戦前の予想を大きく裏切るアジア初のベスト4入りで、まだまだ快進撃を続けています。審判問題などでいろいろと賛否両論あるようですが、やはり気迫とフィジカル面の強さで日本を上回っていたことだけは、確かなようです。
ちなみに、私のワールドカップ優勝予想は、ドイツです。

ところで、今週は今年の前半戦を締めくくるドリームレース宝塚記念です。
ファン投票で選ばれる出走馬が、今年は1位のジャングルポケットをはじめ、上位3頭が出走を回避するなど、いささか手薄なメンバーによるドリームレースとなってしまいました。

有力馬を見ていくと、出場頭数が少ないこともあって上位2頭が圧倒的な人気になっています。1番人気は、ダンツフレーム。昨年のジャパンC、有馬記念を制した最強世代の中で、3冠クラシックに出走して2、2、5着。前走の安田記念でも惜敗の2着と、悲願のGI制覇を賭けた戦いとなっています。
2番人気は、エアシャカール。1昨年は皐月賞と菊花賞を制し、日本ダービーでも2着の準3冠馬。ここしばらくは勝てないレースが続いており、3歳時の勝負強さが感じられないものの、実績は出場馬の中でも間違いなくナンバーワン。
この2頭に続くのは、G1初挑戦ながらこのところの2連勝中で波に乗っているローエングリンとツルマルボーイ、さらに天才岡部が騎乗するマチカネキンノホシと続いています。

さて、私の予想ですが、ダンツフレームとエアシャカールのどちらを軸にするか迷っています。ダンツフレームは前走の安田記念が短い距離だったのが気がかり、エアシャカールはこのところ調子を崩しているのが気にかかります。という訳で、どちらも決め手に欠けながら、両軸ということにします。連相手に選んだのは、前走の金鯱賞でエアシャカールを破って優勝したツルマルボーイと、このところ長距離重賞で好成績を続けているアクティブバイオです。
結局、馬連でダンツフレーム-エアシャカールを1,000円、ワイドでツルマルボーイから両馬へ1,000円、エアシャカール-アクティブバイオを1,000円。さあ、どうだ!

結果の方は、最終直線でエアシャカールが一時は先頭に立つものの失速して、ゴール前はツルマルボーイとの接戦の末、ダンツフレームが悲願のG1初制覇を遂げました。
馬券の方は、快心とはいきませんでしたが、なんとかワイドでGETして、回収率100%以上を維持できました。

これにて2002年の前半戦を終了しましたが、通算回収率が回収率100%以上を維持できたというのは、満足の結果です。こうなったら欲を出して、後半戦も奮起して、2002年は通算回収率200%以上を目標としたいと思います。
次回は、しばらく間がありますが、夏の暑さもそろそろ遠のいてくる9/29に、後半戦の第1弾スプリンターズステークスでお会いしましょう。

1着 ダンツフレーム 2着 ツルマルボーイ 3着 ローエングリン
投資金額 4,000円         通算投資金額 29,000円
回収金額 4,400円   回収率 110.0%   通算回収金額 30,500円   通算回収率 105.2%

 

2002.06.02  安田記念

さて、今週は春の古馬マイル王決定戦の安田記念です。

今週は、舞洲トライアスロンに出場するために大阪まで土曜日から泊まりで出かけるので時間が取れません。申し訳ありませんが、コメントは短めに。
人気を見てみると、まず1番人気はエイシンプレストン。2番人気はダンツフレーム。3番人気は、外国産馬のゼンノエルシド。上位2頭が、他を離した人気になっているようです。

早速、私の予想はというと、あまり出場馬を分析している暇がなかったので直感です。なんとなく1番人気のエイシンプレストンは信用できません。軸には2番人気のダンツフレームを指名します。今年はあまり人気のない馬に外国人の騎手が乗った馬が来ることが良くあったので、S.イムの乗ったジューンキングプロに流してみます。さらに1番人気のエイシンプレストンへ。時間がないので今回はこの2点で勝負です。

と、ここまで予想して馬券を購入しようとしたのですが、土曜日の出発時間は午前9時前、PATが始まるのはなんと9時からだったのです。という訳で、予想したまでで購入することができませんでした。
トライアスロンのレース後にラジオで結果を聞くと、人気薄のアドマイヤコジーンが優勝ということで、結果的には馬券を購入できなかったことが幸いしました。

こんな時は、買えなかったことを良しとして、取った気分になるのが精神的には良いことです。ということで、今回は買わずして回収率に貢献したということにしておきましょう。
次回は2週間空いた6/23、ワールドカップの真っ只中に行われる春のドリームレース宝塚記念でお会いしましょう。

1着 アドマイヤコジーン 2着 ダンツフレーム 3着 ミレニアムバイオ
投資金額 0円         通算投資金額 25,000円
回収金額 0円   回収率 −%   通算回収金額 26,100円   通算回収率 104.4%

 

2002.05.26  日本ダービー(東京優駿)

さて、いよいよ今週は3歳牡馬によるクラッシックの最高峰、日本ダービー(東京優駿)です。

ここまでのクラッシック戦線は牡馬・牝馬共に大荒れの3歳戦ですが、この日本ダービーも荒れるのでしょうか。
人気を見てみると、まず1番人気はタニノギムレット。皐月賞、NHKマイルカップでは本命視されながら不利を受けての3着に終わり、今度こその期待がかかるところです。また、前走で武豊が騎乗した馬が3頭いたにもかかわらず、ヨーロッパ帰りの武豊が選んだといったところも裏付けになっているようです。2番人気は皐月賞馬のノーリーズン。皐月賞では15番人気にもかかわらず、最後の直線で見事な差し足を見せて快勝したことで、万馬券配当の原因となりました。3番人気は、外国産馬のシンボリクリスエス。日本ダービーは外国産馬に門戸が開かれたものの、その狭き門を前走のトライアルレース、青葉賞を制することで、くぐりぬけて来た強者です。単勝で10倍以下はこの3頭のみで、他の馬を引き離している感があります。
これ以降では、NHKマイルカップでG1ホースとなったテレグノシス、皐月賞で大きく人気を裏切るも前走のプリンシパルSで3着に食いこんだモノポライザー、皐月賞で2着だったタイガーカフェ、ここまで8戦しながらまだ連を外していないマチカネアカツキといったところが続いています。

さて、私の予想ですが、やはり本命はタニノギムレットで行きます。ここ2戦の3着は不利があってのものなので度外視できるとして、やっぱり実力的にはこのメンバーでは現在は一番だと思います。対抗には期待も込めて、アドマイヤドンを。本当はこの馬を本命にしたいくらいなのですが、昨年末に2歳G1を取った頃と比べて、現在の状態はかなり悪く、人気もそこそこに止まっています。連に絡むのは難しいのではないかと思いながらも、なんとか復活の兆しを見せて欲しいものです。ヒモには、マチカネアカツキ、シンボリクリスエス、タイガーカフェを指名します。以上をオッズを見ながら組み合わせて、ワイドで勝負します。ギムレットからアカツキ、クリスエスへ各1,000円、アドマイヤドン、タイガーカフェへ500円、アドマイヤドンからアカツキとクリスエスへ各500円。人気のノーリーズンには2400mは長過ぎると見て、ばっさり切ってしまいたかったのですが、なんとなく最後に1番人気のギムレット−ノーリーズンも1,000円追加してしまいました。

結果はというと、壮絶な直線勝負を制したのは、期待の通りのタニノギムレットでした。さすが武豊といった貫禄で、なんと日本ダービー3勝目で最多記録だそうです。2着にシンボリクリスエス、3着にマチカネアカツキと入り、今年の3歳戦では初めて堅く収まった感があります。私の予想の方も、アドマイヤドンは来なかったものの、久々に見事に当たり、しっかり回収させて頂きました。ついに、これで通算回収率が100%を超えることができました。
過去の記録を調べてみると、なんとこのサイトを公開するようになってから通算回収率が100%を超えたのは、情けないことに初めてだったのです。ともかくも喜ばしいことです。これからもこの調子を維持していこうと思います。

では、来週は春の古馬マイル王決定戦、安田記念でお会いしましょう。

1着 タニノギムレット 2着 シンボリクリスエス 3着 マチカネアカツキ
投資金額 5,000円         通算投資金額 25,000円
回収金額 11,600円   回収率 232.0%   通算回収金額 26,100円   通算回収率 104.4%

 

2002.05.19  オークス(優駿牝馬)

さて、今週は3歳牝馬による長距離“樫”の女王決定戦、オークス(優駿牝馬)です。

桜花賞でもそうだったように、今年の3歳牝馬にはこれといった突出した実力馬が見当たりません。桜花賞馬のアローキャリーも出走しないことで、ますます混戦の様相を呈しています。
人気を見てみると、1番人気は桜花賞の3着馬シャイニンルビーとなりました。まだ4戦と実戦経験が浅いものの、重賞2勝の実績と桜花賞後の好調さが買われているようです。2番人気は、重賞勝ちこそないもののこのところ2連勝と上がり馬のユウキャラット。単勝10倍以下はこの2頭だけですが、それ以降では、前走GUフローラステークスで見事な差し足を見せたマイネミモーゼ、重賞を含む3勝馬のスマイルトゥモロー、桜花賞で期待を裏切るも前走できっちり結果を出したオースミコスモ、2歳阪神ジュベナイルフィリーズで既にG1を獲っているタムロチェリーが続いています。
混戦状態を良く表しているのが馬連オッズで、10倍以下の組み合わせはありません。

さて、私の予想ですが、はっきり言って今年の3歳牝馬は良くわかりません。G1レース以外のレースも見ていないので、G1に初めて出てきた馬の情報もほとんどありません。そんな中で軸に選んだのは、オースミコスモとシャイニンルビーです。いろいろと考えた末の結果なのですが、最終的には直感に頼った部分が大きいです。そしてヒモに指名したのは、タムロチェリー、サクセスビューティ、ブルーリッジリバーの3頭です。人気のユウキャラット、マイネミモーゼといったところは、情報不足により切ってしまいました。
ということで、馬券の方は、混戦ということもありワイドで勝負することにしました。オースミコスモ−シャイニンルビーを1,000円、あとはこの2頭から上記の3頭への限定流し500円づつとしました。今週はどれが来ても、そこそこのオッズなので期待が高まります。

結果の方は、昼寝をしている間にレースが終わっていました。期待で結果を見たのですが、桜花賞に引き続き荒れましたね。制したのはそこそこ人気していたスマイルトゥモローでしたが、2着に人気薄のチャペルコンサートが来たために、またしても馬連で万馬券となりました。実は、良いオッズで取れて、一気に通算回収率で100%を超える予定だったのですが、私の予想は見るも無残な惨敗といったところです。やはり今年の3歳牝馬は難しい!

では、来週は競馬の祭典、日本ダービー(東京優駿)でお会いしましょう。またしても荒れるのでしょうか?

1着 スマイルトゥモロー 2着 チャペルコンサート 3着 ユウキャラット
投資金額 4,000円         通算投資金額 20,000円
回収金額 0円   回収率 0%   通算回収金額 14,500円   通算回収率 72.5%

 

2002.05.04  NHKマイルカップ

さて、今週は3歳のマイル王決定戦、NHKマイルカップです。
ゴールデンウィークということで、今週の開催は土日ではなく金土という変則開催になっています。その影響で、今週のG1は珍しく土曜日開催だったのですが、おかげで危うく買いそびれるところでした。

申し訳ありませんが、今週は時間がないので簡単に済ませます。

まずは人気の方から。1番人気は武人気も手伝って、タニノギムレットです。以下、タイキリオン、メジャーカフェ、テレグノシス、アグネスソニックといったところが続いています。

私の予想は、人気していることもあってやはりタニノギムレットから。この馬が連を外すことは、まずないでしょう。そして流す対象には、テレグノシス、アグネスソニック、タイキリオンへ人気どころを拾ってみました。それと、タニノギムレットが馬番9番だったので、記念日買いで9-14と、以上を全てワイドで1,000円づつ購入しました。

結果の方は、意外にもタニノギムレットが3着に沈みましたが、ワイドで取らせてもらいました。ほんとに久々のGETでした。このレースは、4コーナー直線入口でかなりの馬が密集したために、タニノギムレットは2回にわたって不利を受けました。そのために審議がとても長かったのですが、結局騎手への罰金だけで降着になった馬は無く、入線通りの結果となりました。何か釈然としないものを感じましたが、馬券的にはそちらの方が有り難かったです。
たいしたオッズではなかったのですが、久々にGETしたことで、通算回収率もかなり改善されました。

では、次は空いた5/19にオークスでお会いしましょう。

1着 テレグノシス 2着 アグネスソニック 3着 タニノギムレット
投資金額 4,000円         通算投資金額 16,000円
回収金額 8,200円   回収率 205.0%   通算回収金額 14,500円   通算回収率 90.6%

 

2002.04.28  天皇賞(春)

さて、今週は古馬による春のステイヤー決定戦の天皇賞(春)です。

今年の天皇賞(春)は、昨年までの絶対的存在だったテイエムオペラオー引退後の、古馬の主導権を争う戦いでもあります。
戦前から3強による戦いと言われていますが、その3頭を紹介します。最強世代といわれた昨年の3歳馬(現4歳)からは、まずマンハッタンカフェ。菊花賞と年末の有馬記念を制して、見事に年度代表馬の座を射止めました。テイエムオペラオーからの世代交代に、引導を渡したとも言われています。続いて、ジャングルポケット。昨年のダービー馬で、その勢いそのままに3歳にしてジャパンカップまでも制してしまいました。有馬記念に出走していれば、テイエムオペラオー、マンハッタンカフェとの好レースが期待されましたが、回避したために年度代表馬の座まで取り損ねた感があります。そして3頭目が、ナリタトップロード。テイエムオペラオーと同世代の6歳で、非常に強いところを見せる姿にファンが多いのですが、しばらく低迷期があったためにどこか悲壮感が漂います。しかしこのところ重賞を2連勝して復活を印象付けています。
出場頭数の少ない(11頭)こともあって、この3頭で決まりの感がありますが、オッズもその通りの様相です。他の2頭を押さえてわずかに人気1位になったのは、なんとナリタトップロード、僅差でジャングルポケット、マンハッタンカフェが追っています。その他は、穴狙いでサンライズペガサスとアドマイヤロードが10倍以下のオッズになっています。

さて、私の予想ですが、といって買い目を紹介するところですが、なんと今週は馬券を買えなかったのです。ぐすん。
実は、実家から兄夫婦と甥姪が遊びに来ていて、買うチャンスを逸してしまいました。上記の3頭でワイドボックスを買い、ジャングル−マンハッタンで馬連勝負する予定だったのですが・・・。しかし、買っていない時は好きなことが言えるので、これ以上は何も言うますまい。

そして、結果はというと、やはり上位3頭がそのまま来ました。とても興味ある3頭の戦いになったようですが、その様子は見ることができませんでした。買っていたら見事に当たっていたと思いますが、買っていない時に限ってこんなものなので、これ以上多くは語りません。
残念でした。

次はゴールデンウィーク後半の5/4に、NHKマイルカップでお会いしましょう。

1着 マンハッタンカフェ 2着 ジャングルポケット 3着 ナリタトップロード
投資金額 0円         通算投資金額 12,000円
回収金額 0円   回収率 −%   通算回収金額 6,300円   通算回収率 52.5%

 

2002.04.14  皐月賞

さて、今週は牡馬クラシック戦線第一弾の皐月賞です。

今年の皐月賞は、かなりのハイレベルと言われています。トライアルレースを含めたこれまでのクラシックへのステップレースを勝った馬が全て顔を揃え、例年になく高いレベルであると同時に、予想の難しいレースになりました。
人気の方を見てみると、やはりこの馬タニノギムレットが1番人気になっています。初戦の親馬戦こそ2着に敗れたものの、その後は4連勝で早くも重賞を3つ獲っている強者です。続いて初戦から3連勝で負けなしのモノポライザー、前走の弥生賞こそ2着に敗れたものの、ここまで4戦3勝のローマンエンパイア、この3頭が他を引き離して圧倒的な人気になっています。
これに続くのは、朝日杯フューチュリティステークスで早くもG1を獲っているアドマイヤドン、先行逃げ切り型で2連勝中のチアズシュタルク、弥生賞を制して息上がるバランスオブゲーム、朝日杯フューチュリティステークスで2着だったヤマノブリザード、弥生賞3着のタイガーカフェといった面々です。

さて、私の予想ですが、やはりタニノギムレットの強さは本物と見ます。勝つのはこの馬しかないでしょう。それほどの強さをこの馬には感じます。ということで、迷いなく本命はタニノギムレット。対抗はいろいろと悩みましたが、この3頭に決めました。それは、モノポライザー、チアズシュタルク、そしてアドマイヤドン。人気のローマンエンパイアは、あっさり切ることにしました。今回ばかりはタニノギムレットの強さを信じて、馬連で勝負しようと思います。タニノギムレットから上記3頭へ馬連で1,000円づつ。そして、3着予想でバランスオブゲームからタニノギムレットにワイドで1,000円。久々の馬連買いは、どんな結果をもたらすでしょうか。

結果の方は、意外にも大荒れでした。なんと人気薄のノーリーズンが制した上に、2着にも人気上位でなかったタイガーカフェが入り、なんと馬連は5万馬券となりました。人気上位の馬は牽制し合ったのか、最終コーナーで全て外に押し出されて惨敗でした。そんな中でもタニノギムレットが追い込んで、なんとか3着に入ったのがせめてのもの救いでした。終わってみれば、外国人騎手が乗った馬がワンツーフィニッシュという結果で、やはり日本人騎手とはどかか違いがあるのでしょうか。
ということで、私の予想は見事にはずれ、2週連続の万馬券にやられてしまいました。このままではイカン!巻き返しを図りたいと思います。

では、次は1週空いたゴールデンウィークの始まり、4/28の天皇賞(春)でお会いしましょう。テイエムオペラオーなき今年は、ジャングルポケットとイーグルカフェのどちらが主導権を握るのでしょうか。それとも、またしても意外な馬が来るのでしょうか。

1着 ノーリーズン 2着 タイガーカフェ 3着 タニノギムレット
投資金額 4,000円         通算投資金額 12,000円
回収金額 0円   回収率 0%   通算回収金額 6,300円   通算回収率 52.5%

 

2002.04.07  桜花賞

さて、いよいよ今年もクラシック戦線の開幕です。第一弾は牝馬クラシックの桜花賞です。

今年のレースは、昨年のテイエムオーシャンのような存在がなく、本命不在で混戦必至と言われています。前走で勝利している馬が6頭もいる上、トライアルレースやここまでの重賞レースで圧倒的な強さを見せた馬がいないのが、原因のようです。注目は、岡部騎手が史上3人目の全クラシック制覇なるかといったところでしょうか。
オッズを見てみると、やはり大方の予想通り、人気が割れているようです。そんな中でも1番人気に推されたのは、シャイニンルビー。岡部騎手への期待も大きいのでしょうが、父がサンデーサイレンスで、母シャイニンレーサーの弟がフジキセキという血統の良さが支持されているようです.。2番人気は、安定度ナンバー1といわれているオースミコスモ。そして、先行逃げ切りを狙うサクセスビューティと続き、それ以降は、スマイルトゥモロー、チャペルコンサート、タムロチェリー、ブルーリッジリバーといった馬が僅差で続いています。
混戦模様を証明するように、なんと
18頭中11頭が単勝オッズで20倍を切るといった状態です。

さて、そこで私の予想ですが、こんな混戦、はっきり言って良くわかりません。しかも今週は、スポーツ新聞を買う時間がなくて、情報が非常に足りません。それぞれの馬の前走、前々走の結果はもとより血統もわからないという状態での予想になりました。
こうなったら直感に頼るしかありません。ということで、選んだのは3頭。まずは人気しているシャイニンルビー、一応押さえを兼ねて人気者には乗っておきましょう。続いて、タムロチェリー。ほとんどの馬の過去のレースを知らない中で、この馬は12月の2歳G1を取っているのは覚えていました。前走で大敗したそうで、人気薄になっているのも面白いところかなぁなんて。3頭目はオースミコスモ。どこかの記事で最も安定しているって書いてありました。そんな訳でこの3頭をワイドでボックス買い、1,000円づつ。後は、大外のサクセスビューティからシャイニンルビーとオースミコスモに500円づつ、ワイドで。こんないい加減な買い方で、勝てればいいのですが・・・

結果はというと、やはり荒れましたね。人気薄のアローキャリーが勝ったことで、なんと3万円を超える配当となりました。人気のシャイニンルビーは3着に敗れ、岡部騎手のクラシック制覇も夢と消えてしまいました。
私のいい加減な勢いで買った馬券も当たる訳もなく、早くも通算回収率が100%を切ってしまいました。来週は頑張るぞ!
では、次は来週の牡馬クラシックの第一弾、皐月賞でお会いしましょう。

1着 アローキャリー 2着 ブルーリッジリバー 3着 シャイニンルビー
投資金額 4,000円         通算投資金額 8,000円
回収金額 0円   回収率 0%   通算回収金額 6,300円   通算回収率 78.8%

 

2002.03.24  高松宮記念

さて、今週は春のスプリント王を決める高松宮記念です。

実は、今週は実家に帰っていて馬券を買うことが出来ませんでした。
いや正確に言うと、電話投票権を持っているので馬券を買おうと思えば、遠隔地からでも買うことは出来たのですが、出走する馬を全く分析できず、検討している時間もなかったので、馬券購入を諦めたというところです。

過去の例からすると、哀しいことに出走馬の分析などせずに適当に買ったほうが当選確率が高かったりするのですが、やはり馬券を購入する以上は感情移入してレースを見たいので、諦めました。

実家から帰ってからレース結果を見ましたが、結果的には買わなくて正解だったようです。
優勝したショウナンカンプ、そこそこ人気していた(2番人気)ようですが、私はこの馬を全く知りませんでした。恐らく馬券を買っていたら、この馬は切り捨てていたのではないでしょうか。
過去の実績から見て、5着に沈んだトロットスター(1番人気)から流していたと思います。実際買うとなると、いろんな思いが交錯して単純に決めていないとは思うのですが、恐らくトロットスター−スティンガーというところを本線で攻めていたと思います。

という訳で、マイナス志向ではありますが、今週は買わないことで回収率向上に寄与したということで良しとしましょう!

次回からは、いよいよ春のクラシックレースが始まります。今年の3歳馬はまだあまり良く知らないのですが、伝説となるような名馬が生まれるんでしょうか。楽しみにしたいと思います。

次回は、1週間空けた4/7に桜花賞でお会いしましょう。

1着 ショウナンカンプ 2着 アドマイヤコジーン 3着 スティンガー
投資金額 0円         通算投資金額 4,000円
回収金額 0円   回収率 − %   通算回収金額 6,300円   通算回収率 157.5%

 

2002.02.17  フェブラリーステークス

さて、いよいよ2002年のG1レースが始まりました。第1弾は春のダート王を決めるフェブラリーステークスです。
今年は夏頃から買い方の種類が広がって、かなりのオッズが期待できる連単と3連単が導入されるようですが、今年も昨年同様にオッズにこだわることなく、ワイドで広く拾って安定した回収率を目指します。今年もよろしくお願いします。

今年のレースは、昨年の1〜3着馬が全て顔を揃え、中央8頭と地方2頭のGIホース10頭が激突する豪華なメンバー構成でのハイレベルな一戦となりました。昨年のダート最強馬クロフネが引退し、旧勢力が底力を見せつけ牙城を守るのか、それとも新興勢力から新たなヒーローが誕生するのか、興味は尽きないところです。
主だったところでは、中央組では、昨年の覇者ノボトゥルー、2着馬ウイングアロー、3着だったトゥザヴィクトリーは、その後ドバイWCでの2着、エリザベス女王杯の制覇と調子を上げた上、海外遠征で力をつけた武豊を鞍上に巻き返しを図っています。さらには、天皇賞(秋)でテイエムオペラオーを完封制覇し、年末遠征した香港Cでついに国際G1の栄冠を手に入れたアグネスデジタルも、ドバイの前哨線と位置付けて参戦してきました。一方の公営組は、現役最強といえるトーホウエンペラー、9戦8勝と圧倒的な成績を引っさげての参戦となったトーシンブリザードといった面々が揃いました。

さて、私の予想ですが、数多くの有力馬の中から選んだのは、まずはアグネスデジタル、やはり実力的には頭一つリードしていると思うですが、次走のドバイを最大目標にしているのが少し気になっています。そして、人気上位からトゥザヴィクトリー、トーシンブリザードの3頭です。ノボトゥルーは人気ほど魅力を感じないので、切ってしまいました。ということで、ワイドで上記3頭をボックスで1,000円づつ。さらに記念日買いで9-14をワイドで1,000円。今年初めのレースなので、少し堅くいきました。

結果は、見事な差し切りでアグネスデジタルが実力の違いを見せつけました。公営G1、中央G1、国際G1を連続制覇していたので、これでG1レース4戦連続制覇という新記録だそうです。この勢いで国際舞台のドバイWCでも好結果を出してもらいたいものです。
2着には勢いに乗るトーシンブリザード、3着にはノボトゥルーが入りましたが、4着のトゥザビクトリーはゴール前でかわされただけに残念な結果でした。もう少しで、上位3着を的中するところだったんですが…
人気上位の馬がそのまま来たのですが、それでも今年は幸先良いスタートを切ることが出来ました。

次回は、1ヶ月ほど空いた3/24に高松宮記念でお会いしましょう。

1着 アグネスデジタル 2着 トーシンブリザード 3着 ノボトゥルー
投資金額 4,000円         通算投資金額 4,000円
回収金額 6,300円   回収率 157.5%   通算回収金額 6,300円   通算回収率 157.5%