Last Edit 00/12/24
2000年 後半
2000.12.24 有馬記念
さて、いよいよ20世紀最後のG1レース、注目の有馬記念になりました。
今年の競馬もいろいろなことがありましたが、なんといってもテイエムオペラオーの活躍を抜きにしては語れないでしょう。なんとG1レース4連勝を含む驚愕の7戦負けなし、しかも勝ったG1レースはビッグレースばかりで、今年から新設された天皇賞（秋）、ジャパンカップ、有馬記念を3つとったら2億円のボーナスという名誉にも、リーチをかけています。
さて、こんな状況ですから、もちろんこのレースの主役はテイエムオペラオーということになるのですが、巷では既に2着に何が来るかという雰囲気になっています。オペラオーを外せばかなりのオッズが期待できるため、無理矢理オペラオーに死角ありとした予想をしている新聞も見られますが、果たしてどうなることでしょう。オペラオーがいないものとして、2着-3着をワイドでとったほうがオッズが期待できるという話もあります。今週も前に登場した友人Tが来ていますので、予想を聞いてみたところ、やはり最後は取ることに意味があるということで、オペラオーからの総流しだそうです。
実は、私はこの友人Tと、また親戚家族同士で競馬結果を競うレースを開催しているのですが、この欄をご覧になってわかる通り、今年も惨敗ムードが漂っているので、なんとか最終の有馬記念で逆転を図りたいところです。
ということで、今回はオッズを意識しながらの買い目になります。オッズを期待するといえば、オペラオーを外せばいいようなものですが、オペラオーから買って負けたときと外して買って来たときとどちらがくやしいかを考えたら、後者のほうが残念の度合いが大きいということで、やはりオペラオーを軸にすることにしました。
普通に買うとしたら、オペラオーを軸にマチカネキンノホシ、ナリタトップロード、トーホーシデン、メイショウドトウに流すといったところですが、それではあまりオッズに期待が出来ません。今回ばかりは、ここぞというところに1点勝負と決めていました。
いろいろ検討した結果、結局オペラオーに勝てなかったばかりにジャパンカップにも出場できず、前走のステイヤーズステークスでも4着に惨敗したナリタトップロードに期待することにしました。前走の惨敗で人気を下げオッズもそこそこ期待できると思っていたのですが、やはり人気投票2位ということもあって、ドトウほどでないにしても低いオッズです。それなら、ここは一発奮起して、7,000円を突っ込みます！
いろいろ見ていたら、やはりスケベ心が顔を出して、キンノホシにも500円、誕生日目の4-11も500円、追加してしまいました。さて、勝負の結果やいかに。結果は、魅せてくれましたテイエムオペラオー。さすがというか貫禄というか、4コーナーでは無理かと思われた位置取りから、自慢の足で他の馬を蹴散らしての圧勝。さすがに騎手の和田もびっくりしていました。この馬は、本当に強く不敗神話を築きあげました。年度代表馬の名誉も間違いなく獲得するでしょう。今年はオペラオーのためにあった1年間といっても過言ではないと思います。かつての名馬たちが敗れなかった、1番人気は負けるなどの数々のジンクスも、この馬の前ではなんの意味もなさなかったのです。
そして2着は、これも定番といった感のあるメイショウドトウでした。鼻差まで迫りましたが、やはりオペラオーとは相性が悪かったとあきらめるしかないでしょう。この馬の1年も素晴らしい結果なのですが、オペラオーの前にはかすんでしまいました。そして、私の成績ですが、こちらは散々でした。競馬をするようになって12年ほどになりますが、今年ほど取れなかった年もありません。最後にはサンタがプレゼントを持ってきてくれると信じていたのですが、私のサンタ（トップロード）も哀れ馬群に沈んでしまいました。
もちろん、上記の勝負も全て負けました。今年1年、こんな当たらない予想に付き合って頂いて、ありがとうございました。
今年の悪いツキをお払いして、新たな気持ちで21世紀を迎えたいと思います。
それでは、心機一転して2001/2/18のフェブラリーステークスで、またお会いしましょう！
1着 テイエムオペラオー 2着 メイショウドトウ 3着 ダイワテキサス
投資金額 8,000円 通算投資金額 82,000円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 28,400円 通算回収率 34.6％
2000.12.10 朝日杯3歳ステークス
いよいよ20世紀のG1レースも、このレースを含めて残すところあと2レースとなりました。
私は馬券を購入するときには、過去の実績や戦い振りよりも、どちらかと言うと好きな馬や応援したい馬を軸にすることが多いのですが、3歳戦の場合は前のレースをほとんど見ていないので、困ってしまいます。それでもいつもなら、それまでの成績や馬の名前や騎手などを頼りに、無理矢理にでも好きな馬を作って応援するのですが、今回はなかなかこれといった馬が思いつきません。新聞などの情報を読んでも、このレースは実力伯仲で、どれも割れた予想となっています。先週紹介した友人Tは、｢来週は勝つ馬が決まっているから簡単や！｣と捨てゼリフを残していったのですが、教えてもらったその馬は除外か回避かわかりませんが、出馬表に名前がありません。
こんなときは、いろいろ迷っても始まらないので、馬番の数字で決めるのも一つの手です。ということで、今週の私の買い目は、馬番で決めます。私とうちの奥さんの誕生日にちなんだ数字を見ると、4、8、10、11なのですが、意外なことに有力馬と言われる馬が揃っています。よしっ、この4頭で勝負！
あとはオッズと相談しながら、結局、4-8、4-10、4-11、8-10をそれぞれ1,000円づつに決めました。
意外とこんな投げやりの方法の方が、当たったりするものです。結果は、意外な穴馬のメジロベイリーが勝ち、もう少しで万馬券という高配当になりました。もう、このところ同じことばかり書いていますが、まさに惨敗です。真剣に予想してもはずれ、投げやりで予想してもはずれ、かなりのスランプ状態に陥ってしまったようです。通算の回収率も目を覆わんばかりの数字になってきたので、ここは今までの悪い流れを断ち切って、最終の有馬記念は気分を変えて臨みます。幸い来週はG１レースがないので、ゆっくり静養します。
では、再来週に今世紀最後の有馬記念で再びお会いしましょう。
1着 メジロベイリー 2着 タガノテイオー 3着 ネイティブハート
投資金額 4,000円 通算投資金額 74,000円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 28,400円 通算回収率 38.4％
2000.12.3 阪神3歳牝馬ステークス
ついに21世紀まで、ラスト1ヶ月を切りました。今年の日本競馬界にもいろいろありましたが、今年の回顧は有馬記念が終わってからにして、早速今週の予想をいってみましょう。
今まで数えで呼んでいた馬の年齢は、来年から人間と同じように満歳で呼ぶようになるため、3歳ステークスという呼称は今年で最後となります。なかなか安定した成績が出せない3歳馬ということもあって、このレースは例年荒れ模様ですが、今年も波瀾含みの予感です。このところ、めっきり結果の出ていない私の予想を載せるよりも、競馬のことは俺に任せろ！と豪語する友人が偶然うちに来ているので、今週はその友人Tの予想を載せます。この欄を見て、いつも切る馬を決めている皆様.。今回、初めて本当の予想というものをお届けします.。とっておきの秘密のねたを教えてあげます.③、④、⑥、⑫、⑭でＯＫ！！馬の名前は自分で調べてちょうだい.。これでアナタも大富豪！！！
ということらしいです。ちなみに私は、4-9-13-18でまわします。もしかしたら13のかわりに14にするかも。
と書きましたが、実際に買った馬券は、ボックス4-9-13-18を各500円でした。結果は、1番人気のテイエムオーシャンが逃げきりました。結局、私も友人Ｔも惨敗という結果でした。3着のリワードアンセルが最後にもうひと延びしてくれれば、久々の美酒に酔えたのに・・・
いよいよ残り2レース、かなりやばい状況です。
1着 テイエムオーシャン 2着 ダイワルージュ 3着 リワードアンセル
投資金額 3,000円 通算投資金額 70,000円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 28,400円 通算回収率 40.6％
2000.11.26 ジャパンカップ
今年から1着賞金が2億5千万と大幅にアップされた、日本で唯一の国際G１レース。南半球からの参戦がなかったものの、今年も世界中から出走馬が集まりました。外国馬に絶対的な有力馬がいないこと、このところ日本馬の上位入賞が続いていること、天皇賞・ジャパンカップ・有馬記念の3レース制覇には特別ボーナスが出ること、などの理由から、期待を込めた票が流れ天皇賞馬のテイエムオペラオーが、圧倒的な1番人気に支持されました。確かにテイエムオペラオーは、天皇賞・春、宝塚記念、天皇賞・冬とビッグなG1レースを含む今年の重賞で負けなしの6連勝中の上、ローテーションも問題なく、今の日本馬の中では絶対的な存在です。ただし、不安がないこともなく、このレースではｓ1番人気の馬はずっと負け続けています。
その他の有力馬は、外国馬ではUAEから参戦のファンタスティックライト、フランスのレーヴドスカー、アメリカの10歳馬ジョンズコール、日本馬では4歳の2強エアシャカール、アグネスフライト、宝塚記念・天皇賞の2着馬メイショウドトウといったところでしょうか。さて、私の予想ですが、やはりテイエムオペラオーを無視することは出来ません。1番人気馬が負けるジンクスも、既に天皇賞で破っているので、あまり気にせず一応、軸馬とします。日本馬には先着を許さないレースが出来るのではないでしょうか。対抗には外国馬を推します。日本馬との組合せでは、オッズがあまりに低いため買いにくいということもあるのですが、外国馬も前評判よりは実力があると思います。そこで選んだ馬は、実績に比べてあまりに人気のないゴールデンスネイク、前評判の高いファンタスティックライト、日本人馬主のレーヴドスカー、そして日本馬の中からはダービー馬のアグネスフライトを選びました。その他の日本馬もエアシャカール、メイショウドトウと手を広げたかったのですが、あまりにオッズが低いので思いきって切ることにしました。テイエムオペラオーが伸び悩んだ場合は、上記の外国馬同士での決着も十分あり得ると思うのですが、あまり手を広げられないので1点だけ。
ということで、馬連で(今回ばかりはワイドにしようかとも思ったのですが、やはり初志貫徹で馬連でいきます)オペラオーからゴールデンスネイク、ファンタスティックライト、アグネスフライトへ1,000円、レーヴドスカーへ500円、そしてゴールデンとファンタスティックで500円とします。結果は、大方の予想通り見事にテイエムオペラオーが差し切りました。3コーナーまでは馬群の中でポケットされていたのに、最終直線ではきっちり勝つあたりは、さすがという感じです。これで、天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念の3連勝に対する特別ボーナスが、本当に近くなりました。2着は接戦の末、私の期待したファンタスティックライトではなくメイショウドトウが辛勝し、なんと宝塚記念、天皇賞とまったく同じ1-2フィニッシュとなりました。メイショウドトウにしたら、テイエムオペラオーは本当に目の上のたんこぶ状態でしょう。
さて、今年も残すところあと1ヶ月となり、残るG1レースは男女の3歳戦と有馬記念だけです。こうなると今年の通算成績を100％超えとするのが困難になってきましたが、なんとか一発逆転といきたいところです。
1着 テイエムオペラオー 2着 メイショウドトウ 3着 ﾌｧﾝﾀｽﾃｨｯｸﾗｲﾄ
投資金額 4,000円 通算投資金額 67,000円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 28,400円 通算回収率 42.4％
2000.11.25 ジャパンカップダート
今年から新設された国際ダートのG1レース。外国馬が参戦しやすいようにと、ジャパンカップの前日に設定されたレースだったが、今年はまだ1年目ということもあり、ヨーロッパ、中近東からの参戦はなく、アメリカから2頭の参戦があっただけでした。その他は、日本勢のダートを得意とする馬が初代ダート王を目指して出走しました。
実は、この日の私は前日から釣りのため志摩に行っていたため、馬券を買うことができませんでした。本当は、電話投票権を持っているので、外出先からでも投票できるのですが、出走馬の検討をする時間がなかったため、あきらめました。意外と検討しなかった方が当たることが多かったりするのですが・・・
というわけで、今回のレースは今年のG1で初の見送りとなりました。
心の中でほんの少し、マイナスが増えなくて良かったと思っている自分が情けないですが・・・
1着 ウイングアロー 2着 サンフォードシチー 3着 ロードスターリング
投資金額 0円 通算投資金額 63,000円 回収金額 0円 回収率 －％ 通算回収金額 28,400円 通算回収率 45.1％
2000.11.19 マイルチャンピオンシップ
春のマイル王決定戦である安田記念は、外国馬による1-2フィニッシュで決着しましたが、秋のマイル王決定戦のこのレースには残念ながら外国馬の参戦はありませんでした。さて、残る日本馬はというと、主役不在の混戦といわれる中、昨年のこのレースで3着になったブラックホークが1番人気に支持されました。その他の人気どころは、4歳馬ではダイタクリーヴァ、エイシンプレストン、牝馬のヤマカツスズラン、古馬では前哨戦上位のダイワカーリアン、ダイタクヤマト、シンボリインディ、安田記念3着のキングヘイローといったあたりでしょうか。先週に引き続き、4歳馬VS古馬といった雰囲気になっています。しかし、今年の4歳馬はレベルが少し低いようで、秋の重賞では古馬との混合戦で勝馬がまだ出ていません。
さて、私の予想は、やはり安田記念でも軸馬に指名したブラックホークを推します。もう7歳になってしまいましたが、前哨戦である富士S、スワンSともに回避して、ラストランとばかりに仕上げてきました。これといった絶対的な有力馬がいないこのレースでは、昨年の雪辱を晴らしてくれるでしょう。対抗には迷いましたが、スワンS上位のダイタクヤマト、シンボリインディ、富士S勝者のダイワカーリアン、そして4歳馬のダイタクリーヴァ、エイシンプレストンを選択しました。ただ、4歳馬は古馬との斤量差2kgなので、スワンSで斤量差3kgでも届かなかったことを考えると、やや評価は下がります。ダイワカーリアンも8歳と高齢なので、やや評価を下げます。その他の有力馬では、ヤマカツスズランは斤量差4kgとはいえ、やはり今年の4歳牝馬では無理と判断して切ります。キングヘイローは、ラストの切れ味が魅力とはいえ、前走の惨敗を見るとやはり切りです。
ということで、馬連でブラックホークからダイタクヤマト、シンボリインディに1,000円、エイシンプレストン、ダイワカーリアン、ダイタクリーヴァに500円、そしてダイタク同士で500円。実は、サッカーで私の応援する浦和レッズがJ1への昇格をかけて最終戦を戦っているので（しかも、現在とても劣勢です)、競馬どころではないのです。
結果は、またしても惨敗です。惜しいということもなく、全く逆の結果となりました。先週は4歳馬に期待したら全く来なかったので、4歳馬の評価を下げたら、4歳馬の1-2フィニッシュでした。しかも優勝のアグネスデジタルは、全く眼中にない馬でした。本当に情けない次第です。
それにしてもこの秋は、早くもG1での万馬券が3回目です。来週のジャパンカップダート、ジャパンカップも荒れそうな予感がします。サッカーの方は、浦和レッズが苦しみながらも、延長戦の末に勝利を収めて、見事来年のJ1復帰を決めました。もう、狂気乱舞の喜びです。それにしても、去年と同じように最後までハラハラさせてくれました。来年こそはこんな思いではなく、優勝を争う展開にして欲しいものです。
JRAからの発表によると、来年度からの馬券購入方法が変わり、新たに1着－2着を順位通り当てる連勝単式(連単)と1着から3着までの3頭を当てる3連複の2種類が加わります。またしても購入方法が増えて、さらに高配当の期待が高まります。私にはあまり縁はなさそうですが・・・
1着 アグネスデジタル 2着 ダイタクリーヴァ 3着 メイショウオウドウ
投資金額 4,000円 通算投資金額 63,000円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 28,400円 通算回収率 45.1％
2000.11.12 エリザベス女王杯
4歳牝馬限定から古馬との混合戦になって今年で5年目。統一女王決定戦となってからの過去4年は、古馬特に5歳馬が優位に立っているようです。今年の出走馬の顔ぶれは、中心になる5歳馬からは昨年の桜花賞馬プリモディーネ、オークス馬ウメノファイバー、秋華賞馬ブゼンキャンドルと昨年の牝馬3冠が揃った上、昨年4歳馬ながらこのレースの2着に入った実績馬フサイチエアデール、良血の上り馬トゥザヴィクトリーが加わり、さらに6歳馬では、桜花賞と秋華賞の2冠馬ファレノプシスと役者が揃いました。迎え撃つ4歳馬はというと、今年のオークス馬シルクプリマドンナ、夏の上り馬で秋華賞3着のトーワトレジャーといったところが中心でしょうか。
その他にも穴人気しそうな馬が何頭かいるので、これも難しいレースになりそうです。レース前のオッズでは、トゥザヴィクトリーがダントツ人気でフサイチエアデールが続いています。私の予想はというと、古馬に絶対的な存在がいない上、今年の番組編成の変更で秋華賞からこのレースまでが中2週から中3週になった有利を受けて、4歳馬が活躍すると思います。特にシルクプリマドンナは今年ずっと応援してきた馬なので、前走の秋華賞で大敗したリベンジを果たして欲しいと思います。ファレノプシスも好きで応援してきた馬ですが、古馬になってからの活躍が見られないのと引退レースで無理をしないだろうということから、今回は消しました。5歳馬ではトゥザヴィクトリーが勝利に一番近い場所にいると思いますが、鞍上が武豊なら絶対的だったのにそうでないので評価を少し下げました。
ということで、馬連でシルクプリマドンナ、トーワトレジャー、トゥザヴィクトリーのボックスを各1,000円、押さえで人気どころのトゥザヴィクトリー－フサイチエアデールを1,000円。ボックスの方はオッズもそこそこ良いので、是非取りたいところです。結果は、ファレノプシスの復活V。引退レースを見事優勝で飾りました。
私の予想は見事にはずれ、4歳馬ではシルクプリマドンナの5着が最高でした。やはり、まだ古馬との差は簡単には埋められないようです。最内枠に入ったフサイチエアデールも苦しいと思っていたのですが、見事な2着でした。負け惜しみになりますが、ファレノプシスの優勝ならば、はずれながらにして素直に喜べます。引退後は来春にサンデーサイレンスの種付けが決まっているそうなので、生まれてくる次の世代が楽しみです。
またしても通算回収率が50％を切ってしまいました。次のマイルチャンピオンでリベンジします。
1着 ファレノプシス 2着 フサイチエアデール 3着 エイダイクイン
投資金額 4,000円 通算投資金額 59,000円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 28,400円 通算回収率 48.1％
2000.10.29 天皇賞（秋）
昭和63年から12年連続して、1番人気の馬が負け続けている秋の天皇賞。メジロマックイーン、トウカイテイオー、ナリタブライアン,、ビワハヤヒデといった一番人気に推されたかつての名馬たちも、日本でも屈指の難コースと言われる左回りの府中2000m芝コースを前に惨敗してしまった因縁のレースです。今年の一番人気に推されたのは、現時点での日本最強馬であるテイエムオペラオーとなりました。何かを予感させる雨重馬場となった府中で、さて、ジンクスは今年も続くのか？
今年になって無敗の重賞5連勝中で春夏連覇の期待がかかるテイエムオペラオーに挑む顔ぶれは、筆頭がメイショウドトウ。宝塚記念でオペラオーにクビ差2着と善戦した上、前走のオールカマーでは重馬場での快勝、さらに左回りのコースでは3戦3勝と条件は揃うが、天皇賞が久々に外国産馬に解禁されたチャンスをモノに出来るのか。そのほかには、4歳時からライバルと目され春の天皇賞でもオペラオーと接戦を演じたナリタトップロード、7歳とはいえこのレースで2年連続2着と相性のいいステイゴールド、ステップレースの毎日王冠を含む前走3連勝で勢いに乗るトゥナンテなど。いろいろ悩んだ末、ジンクスは破られるためにある！との思いを込めて、軸にはテイエムオペラオーを指名。やっぱり今までの戦い方を見ていると、現役最強馬に違いなく、少々の悪条件は克服できると予想します。対抗には、条件の揃ったメイショウドトウ、押さえには永遠のライバルのナリタトップロード、武豊に乗り替わって一変するかもしれないステイゴールド、勢いを買ってトゥナンテ。オペラオーからこの4頭にそれぞれ1,000円と、ダービー以来の6連敗にストップをかけるべく、今回は堅く収まると読んでの買い方です。
結果は、テイエムオペラオーの圧倒的な完勝。ラスト直線で抜け出してからは全く危なげのないレース運びで、2着のメイショウドトウも相手になりませんでした。疲れだけが心配ですが、あの勝ちっぷりなら今後のジャパンカップや有馬記念での走りも期待できます。
1番人気だったのでオッズはあまりつきませんでしたが、それにしても久々のGETで、何とか面目躍如となりました。とりあえず一安心です。今年の番組編成により1週空いてエリザベス女王杯となりますが、最終の有馬記念までこの調子を維持していきたいものです。
1着 テイエムオペラオー 2着 メイショウドトウ 3着 トゥナンテ
投資金額 4,000円 通算投資金額 55,000円 回収金額 4,900円 回収率 122.5％ 通算回収金額 28,400円 通算回収率 51.6％
2000.10.22 菊花賞
20世紀のクラッシックレースのトリとなったレース。トライアルレース(神戸新聞杯、セントライト記念)の勝者がいずれも出走回避したため、皐月賞馬のエアシャカールとダービー馬のアグネスフライトの一騎撃ちの様相を呈し、ダービーでの2頭の直線叩き合いの再現かという雰囲気に。人気もほぼ2分して、2頭の馬連オッズは300円を切りました。
前走のセントライト記念で、内ラチにヨレたエアシャカールに不安を覚えたため、前走の一叩きで気配が一変したアグネスフライトを軸に指名。アグネスからやはり本線のエアシャカールに2,000円、ヒモを探して中穴狙いでホワイトハピネスとヒシマジェスティに1,000円。G1レース2つ続けて万馬券が出ているので、今週は堅く収まるとの予想していたものの、本線一本には絞れませんでした。
結果は、無情にもまたしても惨敗でした。それにしても、さすが武豊と思わせる競馬でしたね。最終コーナーで完全にポケットされたエアシャカールは終わったと思ったのに、あそこから無理矢理こじ開けて優勝してしまうんですから、大したもんです。アメリカ修行で揉まれてきた成果なんでしょうか。トーホウシデンも、ダービー4着はフロックではなかったところを見せつけられました。私の本命馬アグネスフライトは、直線延びずに5着止まりでした。どうも今年は、私が指名した本命馬が凡走する傾向にあるようです。本当は、予想するほうが悪いのですが。
もう言い訳は聞きたくないという声が聞こえてきそうなので、次週の天皇賞こそ真価が問われるレースになりそうです。レース資金も底をつきそうなので、また気合を入れ直します。
1着 エアシャカール 2着 トーホウシデン 3着 エリモブライアン
投資金額 4,000円 通算投資金額 51,000円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 23,500円 通算回収率 46.1％
2000.10.15 秋華賞
今年で5回目になる4歳牝馬による3冠最後のレース。過去4回のうち3回が万馬券、昨年は9万馬券が飛び出すという荒れるレースに、桜花賞馬のチアズグレイス、オークス馬のシルクプリマドンナが出走。その他に、トライアルレースのローズS上位の馬が人気どころとなりました。
オークスで見事期待に応えてくれたシルクプリマドンナを軸に決定。もう一つの軸には、夏の北海道で力をつけた面白い名前のティコティコタックを指名しました。桜花賞馬で人気の高いチアズグレイスは、前走の太め残りから急仕上げの感があったので対抗止まりに。もう１頭は、ローズSで直線不利を受けながら２着に入ったマル外のマスターズスパーブに決定。というわけで、シルクからティコ、チアズ、マスターズへ1,000円、ティコからチアズ、マスターズへ500円。
結果はというと、なんと昨年に引き続きまたしても万馬券が飛びだし、秋のG1も2レース続けての万馬券配当となりました。ティコティコタックは、大方の予想に反したものの私の意中の馬だったので、してやったりという気分でしたが、あとがいけません。私の軸馬シルクプリマドンナはどこへやら、馬群に沈んでしまいました。せめてラスト直線までいい感じで来たチアズグレイスが、2着に入ってくれれば久々のGET！だったのですが、それもかなわず直線では精彩を欠いて4着止まりでした。最終4コーナーを回ったところでは、来た！と思ったのですが・・・
これで、今年の通算回収率もついに50％になってしまいました。これ以上は負けられません。どうも流れが良くないので、次週の菊花賞では是が非でも取りにいこうと思います。
1着 ティコティコタック 2着 ヤマカツスズラン 3着 トーワトレジャー
投資金額 4,000円 通算投資金額 47,000円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 23,500円 通算回収率 50.0％
2000.10.01 スプリンターズステークス
いよいよ、2000年のG1シリーズも後半戦が始まりました。これから年末の有馬記念まで、20世紀のG1も残すところ11戦になりました。なんとか今年の通算回収率を100％以上にして終わりたいものです。
アグネスワールドを軸に、ブラックホークへ2,000円、ビハインドザマスク、ベストオブザベストへ各1,000円。
海外で2つのG1(仏アベイユ･ド･ロンシャン賞、英ジュライカップ)をとった、アグネスワールドが圧倒的な1番人気。日本でのG1は昨年のスプリンターズステークスで、ブラックホークにクビ差破れているだけに、是非とも欲しいタイトルのはず。アメリカで修行を積んできた武豊の騎乗もあるので、これを無条件の軸に決めました。対抗は昨年のレースで勝ったブラックホーク。安田記念の惨敗後も順調な調整が続いているようです。その他、この夏の上がり馬のビハインドザマスクと、安田記念で無視して痛い目を見た外国馬ということでベストオブザベストの2頭まで。あとは、雨の影響がどう働くかといったことろでしょう。結果は、まさかまさかのダイタクヤマトが前残りで、してやったりという具合。父ダイタクヘリオスの雪辱躍如といったレースでした。買い目の方はまたまたタテ目、これで今年何度目でしょうか。やっぱりこれからは馬連でなく、ワイドで買えということでしょうか。
次回は、1週空いて10/15の秋華賞です。気を取り直してがんばります。
1着 ダイタクヤマト 2着 アグネスワールド 3着 ブラックホーク
投資金額 4,000円 通算投資金額 43,000円 回収金額 0円 回収率 0％ 通算回収金額 23,500円 通算回収率 54.7％